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2009.12.15

産業創成アドバイザリー活動開始

「株式会社産業創成アドバイザリー」 活動開始のお知らせ
佐藤文昭、阿部敦、ギャリー・チャンが新会社を設立
~ニッポンのハイテク産業の再活性化を目指して~



【東京、2009 年12 月15 日】 メリルリンチ日本証券株式会社副会長で、電機セクターのアナリスト であった佐藤文昭、ユニタス・キャピタル(旧CCMP キャピタル・アジア)の日本代表を務めていた阿 部敦、UBS 証券会社投資銀行本部門のマネージング・ディレクターであったギャリー・チャンが共 同出資し、電機通信メディア業界に特化したアドバイザリー業務を展開する新会社、「株式会社産 業創成アドバイザリー」を設立いたしました。

世界的な金融危機を受け、様々な業界においてグローバル規模で地殻変動が進行する中、日本 企業の国際競争力の強化が喫緊の課題となっています。優れた人材と高い技術力を有しながら、 その潜在力をフルに発揮できていない日本企業の現実を見据え、日本が誇るハイテク産業に新た な活力をもたらし、世界的な競争力の復活につなげるために、企業リソースの再配分や新たな体 制創りのサポートを行う新会社の設立を決意しました。

創業者の熱い思いとこれまでの経験や実績を活かし、現場の方々と徹底した議論を積み重ねなが ら思い切った方策を実行し、日本のハイテク業界の新たな成長に貢献できればと考えております。

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お問い合わせ
クレアブ・ギャビン・アンダーソン 03-5404-0640 (服部、和田)

会社概要

会社名 株式会社産業創成アドバイザリー
    (英文名:Sangyo Sosei Advisory Inc.)
創業者 佐藤文昭、阿部敦、ギャリー・チャン
会社設立 2009 年12 月16 日
事業内容 資本調達、M&A に関わるアドバイザリー業務
所在地 東京都中央区築地4-1-12  ビュロー銀座 10階



創業者の略歴

佐藤文昭
1981 年に日本ビクター株式会社に入社、7 年間にわたりビデオの研究開発に従事。その後、1988 年に証券アナリストに転じ、日本勧業角丸証券、スミスバーニー証券を経て、1998 年から9 年間、ド イツ証券で調査本部長兼電機全般および半導体アナリストとして業界や企業分析を担当。その間、 1999 年にIT バブル崩壊を予想し、2000 年から6 年間連続で日経新聞の総合アナリスト・ランキン グで1位、およびインスティチューショナル・インベスター誌でもトップ・アナリストにランクされた。 2007 年にメリルリンチ日本証券に移籍。副会長投資銀行部門マネージング・ディレクターとして電 機・半導体・通信業界の業界再編やM&A 関連業務に従事。著書に「日本の電機産業 再編への シナリオ」(かんき出版)がある。武蔵工業大学工学部卒業(1981 年)。

阿部敦
1977 年に三井物産株式会社に入社、1982 年に米国に赴任しハイテク関連企業の設立やベンチャ ー企業の未公開株投資業務に従事。1993 年に米国投資銀行のアレックス・ブラウン・アンド・サンズ 社(現ドイチェ・バンク・セキュリティーズ)に入社、サンフランシスコを拠点に米国ハイテク企業の上 場やM&A を手掛けた。その後、半導体グループのグローバル統括責任者およびテクノロジー・メ ディア・テレコム部門のアジア地域の統括責任者を経て2001 年に帰国し、ドイツ証券東京支店に て執行役員兼投資銀行本部長を務めた。2004 年にJ.P.モルガン・パートナーズ・アジア(後に CCMPキャピタル、ユニタス・キャピタルに社名変更)の日本代表に就任、5 年間にわたりプライベー ト・エクイティ投資業務に携わった。早稲田大学理工学部卒業(1977 年)、米スタンフォード大学 MBA 取得(1984 年)。

ギャリー・チャン
1990 年にジェームズ・ケーペル証券(日本)に入社、1994 年まで株式調査部にて通信業界を担当。 その後、バンカーズ・トラスト香港支店を経て、1995 年にUBS 証券香港支店に入社、株式調査部 にてリサーチヘッドを勤め、香港株、中国株、アジア通信株を担当。投資銀行本部においてアジア 通信セクター統括責任者を務めた。1999 年に東京支店に移り、投資銀行本部門にて通信セクター の統括責任者として資本調達やM&A アドバイザリー業務に従事。その後国内外の投資ファンドと 連携するファイナンシャル・スポンサー・グループの責任者も勤めた。米カリフォルニア大学バーク レー校人文学部卒業(1989 年)。


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